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WordPress向けレンタルサーバー料金・速度比較表 速いエックスサーバー シン・レンタルサーバー(wpx)の違い 遅いさくらインターネット ロリポップ スターサーバー ConoHa WING/VPS(KUSANAGI +WEXAL)を辞めた理由 おすすめはシンサーバー

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WordPressにおすすめのレンタルサーバーを比較していきます。
数多くのレンタルサーバーがありますが厳選した以下の4つを比較します。

一時期はConoHa WINGとConoHa VPS(KUSANAGI +WEXAL)をおすすめしてましたが、現在は辞めました。その理由も書いていきます。

目次

エックスサーバー 、シン・レンタルサーバー、Conoha WING、ロリポップの料金・性能比較表

料金は1年以上がキャンペーン対象になり、1年毎の見直し又はキャンペーン時に最大の3年を契約するのがベターと思うので1ヶ月更新(または最短更新)、1年、3年での月額料金を掲載します。

エックスサーバーシン・レンタルサーバー
ConoHa WINGロリポップ!
初期費用3,300円0円0円0円
料金1ヶ月1,100円
1年1,100円
3年990円
3ヶ月990円
1年880円
3年770円
3ヶ月1,210円
1年990円
3年880円
1ヶ月1,320円
1年825円
3年550
容量NVMe SSD
300GB
NVMe SSD
300GB
SSD
300GB
SSD
320GB
転送量900GB/日
(30日27.0TB)
900GB/日
(30日27.0TB)
27.0TB/月30TB/月
リソース保証××
自動バックアップ復元有料
11,000円
表示速度順位2134

表示速度は基本的に測定の数値上ではそれほど差がありませんが、ページ遷移した時の体感速度としてはエックスサーバー、シン・レンタルサーバーがワンテンポ速いです。

そして、リソース保証のあるエックスサーバーとシン・レンタルサーバーはかなり優位ですのでどちらかを選んでおけば間違いないです。
ロリポップは3年契約で最安月額550円が魅力ですがシン・レンタルサーバーの50%オフ系のキャンペーンがあればそっちの方が安くなるので微妙です。ロリポップもたまにキャンペーンをしていますがエックスサーバー系と違って本当にたまになので大体シン・サーバーの方が安いことが多いです。
エックスサーバーとシン・サーバーの詳細の比較の前にさくらインターネット、スターサーバー、ConoHa WING、ConoHa VPS(KUSANAGI +WEXAL)を辞めた理由からです。

さくらインターネットを辞めた理由

さくらインターネットは正直遅いです。
「あれ?、このサイトもっさりするな」と思うサイトを調べると大体さくらインターネットです。

2022年2月中に最大5倍速くなった新サーバーになるようですが、これで他社と同等レベルになるかは不明です。

スターサーバーを辞めた理由

スターサーバーはエックスサーバーの子会社になってからエックスサーバーの旧サーバーを使っているようで速度もかなり上がりました。
※一時期、エックスサーバーで設定したドメインがスターサーバーで使えなくなって、エックスサーバーのドメイン設定を外すと設定できたことと、サーバーのIPアドレスと仕様から流用しているなと判断しました。

正直、スターサーバーでもキャッシュプラグインを使えば、速度的にそんな不満はないです。

  • 自動バックアップがない
    自動バックアップがないのでいざという時に不安です。別途プラグインでのバックアップとサーバーのバックアップの二重体制が安心です。
  • 管理画面が見にくい
    ネットオウル全体で管理画面の使い勝手が悪いです。
    エックスサーバーは2020年に管理画面を刷新したばかりなので使いやすいです。
  • 無料ドメインの移管がややこしい
    サーバー特典のドメインの移管は別途料金が必要です。
  • シン・レンタルサーバー登場で微妙な立ち位置に
    シン・レンタルサーバーと比較して少し安い程度なのでスターサーバー使うぐらいなら少し足して間違いのないシン・サーバーを使うという感じです。

ConoHa WINGを辞めた理由

ConoHa WINGの3年間のWINGパックで契約してましたが残り2年残してサーバー移行しました。

それには以下の理由があります。

  • ConoHa WINGの管理画面が重い
    多くの方が指摘してますがかなり重く、待ち時間が発生します。
  • サイトが改ざんされたことがあった
    他のサーバーでは一切なかったことがConoHa WINGだけで起きました。
  • サーバーIPがブラックリストに入っているものがある
    これも他のサーバーではありませんでした。
  • ページ遷移時に403 forbiddenが出現
    エラーを吐き出すことがあり、アクセス数に影響します。
  • リザーブドプランでも結構時間帯で遅くなる
    サーバー同居人に影響されにくいプランでしたが速度にムラが結構ありました。
  • 動的キャッシュの挙動がおかしい
    ConoHa WINGが速い理由はデフォルトで動的キャッシュを行っているからですがこれが表示崩れを起こしたりします。
    そしてトップページは速いのですが、記事ページがそこまで速くないことが多いです。自分でキャッシュプラグインを導入した方が速いです。
  • キャッシュプラグインを入れるとエックスサーバーの方が速い
    サーバーの基本性能はエックスサーバーがダントツなのでキャッシュプラグインを入れたら、エックスサーバーの方が速くなります。

この他に障害やサポート関連の不満がありました。

ConoHa VPS(KUSANAGI +WEXAL)を辞めた理由

ConoHa VPS(KUSANAGI +WEXAL)も利用していましたがこちらも辞めました。

  • エックスサーバーの方が速くなった
    当初、最速でしたが、エックスサーバーがKUSANAGI導入とサーバー性能を上げてきたことでエックスサーバー+キャッシュプラグインの方が速くなりました。
  • 価格が高い
    KUSANAGIをフルで活かすなら4GBが必要ですが月額3000円以上します。
  • WEXALの挙動がおかしく、検索順位が落ちる
    WEXALはnoindexを外したり、noindexの付いてない画像ファイル等を作るので低品質なページがインデックスされてることがありました。
    私のサイトもそうでしたが、知人のサイトもエックスサーバー系に戻したら検索順位が上がりました(戻りました)。
  • bcache、fcacheの挙動がおかしい
    特にbcacheですが、挙動がおかしく、うまく制御できません。
    キャッシュプラグインであればページリロードされる前に既にキャッシュを作る設定が簡単にできます。

エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違い

各社に問い合わせたものも含まれますが、
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーどちらも同時で利用していての個人的意見も含まれています。

シン・サーバートップページ

シン・サーバーのトップページを見るとあるように

  • 安定のエックスサーバー
  • 革新のシン

と差別化されています。
そしてシンサーバーのサイトでは下記のように記載されています。

「エックスサーバー」と何が違う?
「シン・レンタルサーバー」は革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。
「シン・レンタルサーバー」では、新機能の迅速な実装を目指す一方、「エックスサーバー」では、新機能の採用は膨大な検証データを元に慎重に導入が検討されます。
また、「シン・レンタルサーバー」は「エックスサーバー」と異なり、1ユーザー当たりのCPU/メモリリソースの割り当てが厳格に設定されています。

安定性に関してはシン・サーバーでは最新技術をある程度の試験をした上で導入されているはずなので、目立って不安定ということではありません。
そしてエックスサーバーはそのシン・サーバーのデータを基に慎重に最新技術が導入されていきます。

エックスサーバーのリソース保証機能は他ユーザーサイトが圧迫した時にメモリ8GB、vCPU6コアフルで必要な時でもそれ以下にならならいのを保証するというものですが、シン・サーバーは上限がメモリ8GB、vCPU6コアに固定されています。
つまりエックスサーバーは他ユーザーサイトが性能を持て余している時はメモリ8GB、vCPU6コア以上を使うこともできますが、シン・サーバーはできないということでもあります。シン・サーバーでギリギリのプランだと完全にNGですが、エックスサーバーだと多少は融通が効いて突発的なアクセス増に強い感じです。

しかし、融通が効くエックスサーバーの方がよさそうな気がしますが、エックスサーバーは厳格に分かれていないことから、負荷上昇によるアクセスしにくい状況になることもあり、「負荷上昇による著しい速度低下」が障害情報で見受けられます。

違いのある項目をまとめると下表の通りです。

エックスサーバーシン・サーバー
安定性より安定(?)安定
アダルトNGOK
処理速度
(秒間リクエスト数)
速い
(2,520.21)
より速い
(3,389.66)
リソース保証少し余裕があるが故に
他サイトの影響を受けることもある
突発的なアクセス増には強い
厳格
他サイトの影響をほぼ受けない
初期費用3,300円0円
価格高い
1ヶ月1,100円
1年1,100円
3年990円
安い
3ヶ月990円
1年880円
3年770円

安定性はエックスサーバーの方が安定しているはずなのですが、障害情報を見ると、「負荷上昇による著しい速度低下」がちらほらあるのでそういう意味ではリソースが厳格に固定されているシン・サーバーの方が安定している印象を受けます。

シン・サーバーは厳格にしているからこそ、負荷が高く、他ユーザーに影響しやすいアダルトサイトをOKにしているのでしょうね。
計測上の速度的にはシン・サーバーの方が速いですが他社と比べたほどに体感的にわかるほどではないので速度はそこまで気にしなくて良いかと思います。

以上のことから、

  • 速度がより速い
  • 他サイトの影響をほぼ受けない
  • 初期費用がかからない
  • 月額料金が安い

という優位性のある、シン・レンタルサーバーを選んでおけば間違いないかなと思います。
結構エックスサーバーにされる人が多いですが私はシン・サーバー推しです。
エックスサーバーでもシン・レンタルサーバーでもページ遷移の体感速度が速いので回遊率が上がり検索順位が上がりやすいと思います。

他のサーバーのように明確に違いはないのでこの2つの中から好みで選んでおけば間違いはないです。

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