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LANケーブル CAT5e CAT6 CAT7 CAT8の速度比較

4 min
LANケーブル CAT5e CAT6 CAT7 CAT8の速度比較

「STPケーブル&アースなし」について追記しました。

LANケーブルにはCAT5(e) CAT6(A) CAT7(A) CAT8などの規格があります。
現在は1Gbpsより速い2Gbps、5Gbps、10Gbpsの光回線が増えているので10Gbpsまで対応しているCAT6Aが主流になっています。

ここではAmazonでよく売れている各規格のLANケーブルを購入し、速度比較をしてみました。
まず始めにLANケーブルの規格の違いについて書いています。

Wi-Fiルーターを替えても速度が遅いのはLANケーブルのせい?

LANケーブルの耐用年数は屋内使用で20〜30年と言われていますが環境や使い方によっては数年でダメになることもあります。
新しいWi-Fiルーターを購入しても速度が改善されない場合はLANケーブルも疑って下さい。

光コンセント接続ではなくLANコンセント接続だと
ネット- ケーブル-モデム(ONU)-ケーブル-ルーター
という構成が多いと思いますが1本でもボトルネックになると意味ないので買い替えるなら2本必要です。

LANケーブルの規格

LANケーブルの規格には現在販売されているものは以下の6種類あります。

  • CAT5(カテゴリー5)
  • CAT5e(カテゴリー5e)
  • CAT6(カテゴリー6)
  • CAT6A(カテゴリー6A)
  • CAT7(カテゴリー7)
  • CAT8(カテゴリー8)

特徴は下表の通りです。

  CAT5

CAT5e

CAT6 CAT6A(6e) CAT7 CAT7A CAT8
最大速度 100MB 1Gbps 1Gbps 10Gbps 10Gbps 10Gbps 40/25Gbps
伝送帯域 100MHz 100MHz 250MHz 500MHz 600MHz 1000MHz 2000MHz

珍しいと思いますがCAT5以下は100Mbpsまでしか速度が出ないため、もし1Gbpsの光回線で使っている場合は即替えて下さい。ちなみに一昔前までWi-Fiルーターに付属されているものはほぼCAT5eなので注意が必要です。
CAT5e、CAT6、CAT6A、CAT7、CAT8共に1Gbpsに対応してますが数字が上がるにつれて伝送帯域が上がり、より多くのデータを送信できるので動画をよく見る人も6A以上に替えると良いでしょう。

またLANケーブルは

  • UTPケーブル(ノイズ対策のシールド加工なし)
  • CAT7,8などのSTPケーブル(ノイズ対策のシールド加工あり)

の2種類でも分類されます。

市販されているケーブルは正確には規格上CAT7,CAT8と呼ぶことはできません。準拠品です。

LANケーブルのCAT7,CAT8のノイズ問題について

CAT7,CAT8はシールド部分がノイズ対策として有効とされていますがアースをしないと意味ない、最悪は逆効果と言われていますがその真相をメーカーに問い合わせてみました。

以下、サンワサプライのサポートからの回答です。

お問い合わせ頂きました、Cat7LANケーブルのノイズ耐性等についてですが、確かに、全くアースを取れていない状況で、ノイズ源となるものがケーブルの近くにある場合は、通常のUTPケーブルよりもシールド部分にノイズが滞留(アンテナ効果)して逆効果になる恐れが御座います。

ただ、通常殆どのPCやHUBはシールド接点のあるポートが御座いますので、LANケーブルのコネクタの両端どちらかだけでも、そういったポートに接続されていれば、上記の様な滞留は殆ど置きません。

また、ノイズ源については、身近なものですと蛍光灯・電子レンジ(稼働中のみ)・電源ケーブル類となりますが、これらの真横を並行で何メートルも配線されない限りは
極端に影響が出ることは少なく、上記以外で、そこそこ近くにあると影響を受けるものとして、高圧電線・電波塔などがありますが、これも塔のかなり近くに配線でもされない限りは、シールドがアンテナになる様な事は殆どありません。
なので、記事で見かけられました通り、
アースを取らないと逆効果になり得るというのは確かですが、
アースが全く取れない環境というのは意外と少なく、

また、アースが全く取れないからといって、ノイズ源が近くになければ問題になることは殆ど無いとお考え頂ければと思います。

「STPケーブル&アースなし」について

専門家がノイズに関して話している記事があったので紹介します。

結論から言えば、動画でも示されているように、端から端まですべてSTPケーブルを利用したALLシールド配線環境では、「アースなし」でも外来ノイズに対してノイズを遮断する効果が見られた。

結論としては、UTPかSTPと言われれば、ほとんどの場合UTPで十分だが、リスクや後々の対策まで考えるなら、STPケーブルを選択する方がいいということになる。

そして、仮にSTPケーブルを選択した場合もアースなしでも問題はなく、仮にアースをする場合でも片端で十分(むしろループを避けるためには片端の方が都合がいい)ということになる。

このため、家庭でもSTPケーブルを使うことは、全く問題ない。

もちろん、データセンターへの施⼯などではアース処理が推奨される。

だが、その場合も、正しい⽅法で(つまりループしないように)アースする必要がある。

単純にアースをすればノイズを回避できるというものではない。

また、STPであっても、UTPケーブルと組み合わせるなどの配線方法によっては、その効果が発揮できない場合もある。

浅香氏によると、「ほとんどの戸建て住宅やマンションなどの宅内配線は、情報分電盤から各部屋に配線されているケーブルがUTPとなります。

このため、壁コンセントからPCまでの部分でSTPケーブルを使っても、ノイズ対策にはなりませんが、アース処理をしていないからといって、アンテナとしてノイズをひろったりすることはありません」という。

要するに、現状は、あまりにも無条件にアースなしのSTPケーブルが⾮難されるケースがあるが、実際には、そこまで否定されるようなものではないと⾔える。  

きちんと、ALLシールド配線にすればアースなしでも外来ノイズに対する効果が確保できる点をきちんと評価すべきだろう。

要は一般家庭ではALLシールド配線環境は難しいので、ノイズ対策としてのSTPケーブルは効果がないが逆効果にもならないということです。
ですので現時点で市販されているCat7,Cat8ケーブルは実質、伝送帯域の点で優位なだけということになります。

STP・UTP関係なく好きなのを選んで安定して速くなればそれでOKという感じです。

詳細は下記の外部記事及び動画を参照して下さい。

LANケーブルメーカー 大手トップ3

LANケーブルの主なメーカーは以下の3社あります。
(価格.comのPVシェアのランキング順)

  1. サンワサプライ
  2. エレコム
  3. バッファロー

上位3社で9割近くシェアがあるのでこの3社から選んでおけば間違いはないでしょう。

LANケーブル CAT5e CAT6 CAT7 CAT8の速度比較

LANケーブル CAT5e CAT6 CAT7 CAT8の速度比較

速度比較するLANケーブルは以下の通りです。

各2本購入し、測定した結果は以下の通りです。

 CAT5eCAT6ACAT7CAT8
最大速度
伝送帯域
1Gpbs
100MHz
10Gbps
500MHz
10Gbps
600MHz
40Gbps
2000MHz
平均234292246296
最大266307251331
最小199272241273
価格355円833円980円
  • CAT5eの付属ケーブル
    一番遅くかつムラがある感じでブラウザの体感速度を比べてもワンテンポ遅く表示されるのでCAT5eの付属ケーブルはやめておいた方が良さそうです。
  • CAT6A
    速度も良くコスパが良いですね。
  • CAT7
    価格が高いのにCAT6Aより遅い結果になりました。
  • CAT8
    無名メーカーですが最速です。
    テスターで検証済みと記載されているので間違いないかと思います。
    ただ極太なので人によっては取り回しが厳しい場合もあります。

コスパの良いバッファローのCAT6Aケーブルか最速で1年保証のある無名メーカーのCAT8ケーブルがおすすめです。

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9 件のコメント

  1. CAT7についてのメーカー回答、興味深く拝見させていただきました。本来CAT7と言ってはいけないケーブルをCAT7と偽って売っているメーカーらしい回答です。(規格上、RJ45コネクタのCAT7ケーブルというのは存在しないので、それらは全て優良誤認、偽CAT7です。)

    結局のところ、メーカー回答の「アースが全く取れないからといって、ノイズ源が近くになければ問題になることは殆ど無い」というのが全てです。
    要はほとんどの一般家庭やオフィスではCAT7が必要とされるような環境で使われないので、基準を満たしていなくても被害に会いにくいし、バレにくいということです。

    なので「通常殆どのPCやHUBはシールド接点のあるポートが御座いますので、LANケーブルのコネクタの両端どちらかだけでも、そういったポートに接続されていれば」というような全くデタラメな回答をしてもバレないのです。この回答もCAT7の要求を満たしていません。
    CAT7は、規格上、片端接地ではなくて、全点接地が必要で、接地工事も等電位接地が必要になります。この辺が同じSTPであってもCAT6までのSTPとは違うところです。なのでCAT7はコネクタも違うのです。(日本の家庭や一般的なオフィスでは等電位接地は不可能ですし、どっちにしても製品がCAT7ではないので…。)

    恐らくRJ45の偽CAT7や偽CAT8ケーブルを使ってもCAT6A(STP)相当の速度は出るだろうとは思いますが、STPで取り回しも悪いです。結局は、接地しなくてもよいような、規格外コネクタでも良いような環境で使うわけで、CAT6A(UTP)で十分かつ最適だと思います。

    テスト結果のCAT6A/CAT7/CAT8の差ですが、CATの差ではなく、誤差か製品差か個体差と思います。

    • 技術的なことを言ってもムダでしょう、正しく理解していないようですので。

      管理人の理論的には、CAT上位のほうが高速、というはずなのにCAT7のテスト結果は散々。
      それについて遅くなった要因(と考えられること)を書けない時点でお察しレベルのアフィリエイターです。

      関係ないとは言いませんが、測定方式がWi-Fiとは、信頼性を大きく欠きますしね。

  2. CAT7 はフラットケーブル、CAT8は極太ケーブルという違いもあるのでは?同じ太さい揃えてほしかったですね。

    • 匿名様

      コメントありがとうございます。
      太さに関して
      ノイズ・耐久性(経年劣化)などは多少は影響するかと思います。

      次回のLANケーブル速度比較時には形状も含めて様々なパターンで比較したいと思います。

  3. 前半の説明部分は非常に参考になりましたが、後半の測定部分に疑問を持ちました。
    私の理解ではLANケーブルだけで統計的に優位な速度差が出るとは思えません。

    まず、具体的な検証方法はどのようにしたのでしょうか?
    何のツールを使ってどのようなスペックのコンピューターから何処へ通信させたものでしょうか?
    また市販の10Gbps、40Gbpsのスィッチングハブを経由させて本当にそのイーサネット規格で通信していることを確認していますか?
    また1Gbps通信でも234とありますが、単位はMbpsでしょうか?ならばそもそも1Gbpsの帯域を上記の検証方法では使い切っていないので10Gbps以上を試すことの意義は薄いと思いますがいかがでしょうか?

    • ryoqun様

      Androidスマホ・iPhone11 Pro・Macbook Pro1 16などでGoogleのインターネット速度テストにて測定しました。
      Wi-Fiの簡易測定のため厳密性には欠けますが時間的混雑要因で速度差が出ないように何往復も測定し、速度傾向を確かめながら計測したのでそれぞれのLANケーブルで速度差が生まれていることは間違いないと思います。
      単位はMbpsです。
      CAT8で最大値が出ましたので規格10Gbps以上のものを試す意義はあるかと思います。

  4. CAT7以降はSTPケーブルだからノイズ耐性が高いのであって、一般家庭において接地(アース)をしていない機器同士に対しては全くノイズ対策の意味がないです。6以上変わらないです。
    CAT7以降のコネクタが金属製の理由もアースを取るためです。
    同様にSTPケーブル用の設備(ルーターも通信機器も)を揃えてようやくCAT7以降の仕様に書いてある通信が可能です。(家庭用はおそらくない)
    表を見る限りCAT7のケーブルが不良なだけで、CAT6AとCAT8の速度差が正直言って誤差な理由もこれです。

気軽にコメントどうぞ