2018年1月に2018年モデルが発売されたので追記しました。
花粉の季節には花粉症の人の必需品の一つに花粉対策メガネ(花粉カットメガネ)があります。
目にあまりアレルギー反応がなくても目に入ることで鼻水、頭痛などその他アレルギー反応が起こるのでメガネも必須です。
スカッシースマート2を元々持っていてJINS(ジンズ)の花粉対策メガネを新たに買ったので比較レビュー記事を書きたいと思います。
目次
スカッシースマート2の性能と効果レビュー

1300円(税抜)とかなり安くてUVカットと曇り止めコートが付いています。
肝心の花粉カット率ですがよくある質問にスカッシーの花粉カット率が書いてありました。
当社と大学病院との共同実験では、「スカッシースマート」は約74%の花粉をカットしました。
一般的なメガネに比べて、約1.7倍のカット効果があります。
実際使ってみての感想ですが曇り止めコートは役に立たず、すぐに曇ります。
さらに曇り止めコートのせいか見えにくいです。
そんな感じだったのでJINSの店舗に行って何種類もの花粉対策メガネをかけました。
JINS花粉対策メガネの性能と効果レビュー

UVカット率は99.9%、花粉カット率は最大98%です。花粉カット率は同じ機関が調べていないので簡単に比較はできませんがこの数値は安心です。
JINSにも標準で曇り止めコート付きの5000円のものもありますがかけてみると曇り止めコートのせいかかなり見えにくかったので曇り止めコートなしの3000円のものを購入しました。
実際使ってみての感想ですが曇り止めコートがないのにスカッシースマート2より曇らないことに驚きました。
なんでかなーと2つを並べてみるとその差は歴然でした。

見て分かる通り、スカッシースマートは普通のメガネに少し毛が生えた程度なのに対してJINSはゴーグルのようです。
これは花粉が入ってこないのと同時に息の蒸気も入りにくく曇りにくいということなので納得です。
いくら曇り止めが付いていてもこんだけ空いてたら曇るということですね。
と言っても多少は曇ります。でもなぜかJINSの方がスカッシースマート2よりも曇りが直るのが明らかに早いです。
スカッシー | JINS | |
花粉カット率 | 74% | 98% |
紫外線カット率 | 99.9% | |
可視光線透過率 | 記載なし | 97% (SLIM 91%) |
曇り止めコート | ○ | オプション (SLIM標準) |
定価(税抜) | 1,300円 | 3,000円 (SLIM5,000円) |
そんなこんなで結論は
JINSの花粉対策メガネを買った方が幸せ
ということです。
JINS 2017年モデル 花粉対策メガネ SLIMとSTANDARDの特徴と価格比較
JINSの花粉対策メガネには大人用のSLIM,STANDARDと子ども用のJUNIOR(小学高学年以上),KIDS(小学低〜中学年)の4種類がありますがここでは大人用のSLIMとSTANDARDの特徴と価格を比較します。

名前から分かる通り、SLIMは見た目がスリムで一見、普通のメガネに間違えてしまうほどのものです。
簡単にその他の特徴と価格を表でみていきます。
SLIM | STANDARD | |
度入れ | × | ○ +2000円 |
曇り止め | ○(標準) | ○ +7000円 |
価格 | 5,000円 | 3,000円 |
JINSの曇り止めレンズは反射防止がないので私のように光の反射に敏感な人はかなり見えづらく感じます。
また、曇り止めにより、可視光線透過率が6%減ります。
この辺は個人差があるでしょうが私は曇り止めなしでも曇りが気にならなかったのでSTANDARDにしました。度を入れたい人はSTANDARD一択です。
以上が2017年に書いた記事です。以下が2018年モデルについての記事です。
JINS 2018年モデル 4種類の花粉カットメガネ
2018年1月にJINS 2018年モデルの花粉カットメガネが発売されました。
2017年モデルはSTANDARDとSLIMの2種類でしたが2018年モデルは
- BASIC(5000円)
2017年のSTANDARDの位置付けで度付きレンズに変更可能。 - SLIM(5000円)
スクエアだけでなく、大きめのウエリントンも追加されています。
視野が狭くならないので良いですね。 - MOIST(5000円)
JINSには2011年にモイスチャーというドライアイ対策メガネが発売されていましたが花粉カットメガネの一部になりましたね。 - KIDS &JUNIOR(3000円)
の4種類です。2017年モデルと基本的に違うのが全て標準で曇り止めレンズになっている点です。花粉カットメガネをしているほとんどの人がマスクもしているので当然と言えば当然ですね。
2017年の時に書きましたが曇り止めレンズのデメリットは以下の2つあります。
- 反射防止コートがない
光の反射が気になる場合がある - 可視光線透過率が低くなる
通常レンズより少し暗くなる
人によって許容できるできないがあるかと思うの店舗で確認してみて下さい。
返品が可能なのでお店が遠い方はオンラインで購入してダメだったら返品するというのもありです。
JINS 花粉カットメガネMOISTとモイスチャーからの改善点
ドライアイ気味なのでモイストが気になっているので旧機種のモイスチャーとの比較を簡単に見ていきます。

保湿メガネ モイスチャーは見ての通り、スポイトでメガネ横のタンクに直接水を入れることで保湿機能を有しています。
デメリットはレビューでよくあるのは以下の通りです。
- 視界が狭くなる
ゴーグルのようなタイプしかなく視界がかなり狭いです。 - 外から水が丸見え
だからと言って同色のカバーに変えるとその色が顔に写るというデメリットが発生します。 - すぐ水がなくなるので補充が面倒
- 水がポタポタ落ちる
私も一度購入を検討しましたが店舗で付け、レビューも見て「ないな」と思い、見送りました。
そして今回の花粉カットメガネMOISTは全てのデメリットを解消したかのような仕様になっています。

ゴーグルタイプではなく、ゆったりしたウエリントンですので視界が狭くなるのはかなり軽減されています。

そして、水を直接入れるのではなく、スポンジに入れる仕様にしたことで全てのデメリットが解消されています。

旧モデルのモイスチャーは保湿率が最大58%(1時間30分のうち後半の10分間)でしたがモイストは平均50.7%(30分後の10分間)となっています。
58%で通常のメガネより15.5ポイント高いとなっているので通常のメガネは42.5%ということですね。
実験環境・条件が違うので単純に比較できないですが
- モイスト 50.7%
- 通常のメガネ 42.5%?(or 35.2%?)
- 裸眼 30.4%
という感じですかね。
ただ花粉カットメガネ自体が湿度もこもりやすく構造なのでどれだけスポンジだけで保湿効果があるのか知りたいところです。
実際に試して目の乾き加減がどれくらいマシになるのかという点で比較したいと思います。
JINS 花粉カットメガネMOISTレビュー

左が旧花粉カットメガネ、右が新花粉カットメガネのモイストです。
かなりスリムになっていますが花粉カット率は同じです。
懸念していた曇り止めコートによる光の反射ですが店内などの光が乱反射しているような場所はギラついているような感覚になりますが家や外では気になりません。
曇り止めコートは優秀で全く曇らないので楽です。
気になるモイストの保湿効果ですが
マスクをしていると口とモイストの湿気のせいで水滴がメガネにつくほどです。
モイストに水を補給していない状態だと水滴が付かないのでそれほどの保湿効果があるということです。
実際にうるおい感を感じることができ、ドライアイの不快感が楽になります。