📅 最終更新: 2026年4月6日
自作PCやOSクリーンインストール後、ドライバをどの順番で入れればいいか迷った経験はありませんか?順番を誤るとパフォーマンス低下・ドライバコンフリクト・最悪の場合ブルースクリーンにつながります。本記事では、Windows 11対応のマザーボードドライバ正しいインストール順番をAMD・Intel環境別に徹底解説します。
📖 この記事でわかること:ドライバの正しいインストール順番/AMD・Intel別チップセットドライバの入手先/ASUS・GIGABYTE・MSI・ASRockのDL手順/Windows 11 24H2のNICトラブル対処法/よくある失敗と解決策
なぜドライバのインストール順番が重要なのか
Windows 11クリーンインストール直後は「インボックスドライバー(Microsoft標準ドライバー)」のみの状態です。この状態ではPC性能が十分に発揮されず、一部のデバイスが正常に動作しないことがあります。
ASUSの公式サポートページでは「チップセットドライバーは必ず他のすべてのデバイスドライバーをインストールする前にインストールしなければならない」と明記されています。チップセットドライバーはPCのバス・メモリ・ストレージ管理の土台となるため、これを最初に入れることで後続ドライバーが正常に機能するようになります。
マザーボードドライバのインストール順番【完全版】
以下がASUS・GIGABYTE・MSI・AMDの公式推奨に基づく正しい順番です。
← 横にスクロールできます
| 順番 | ドライバの種類 | 理由・ポイント | 優先度 |
|---|---|---|---|
| ① | チップセットドライバー | 全ドライバの土台。PCIe・USB・SATA・メモリ管理に必須。AMD: amd.com、Intel: intel.com から取得 | 必須 |
| ② | LANドライバー(有線) | インターネット接続に必要。Intel I226-V・I225-V系はWin11標準では非対応の場合あり。事前にUSBメモリへコピーして準備する | 必須 |
| ③ | Windows Update | LAN接続後すぐに実施。Microsoft提供の汎用ドライバーと最新セキュリティパッチが適用される。この時点で多数のドライバーが自動インストールされる | 必須 |
| ④ | オーディオドライバー | Realtek HD Audio等。Windows Updateで入ることも多いが、最新版はマザーボードメーカー公式から取得するとより安定する | 推奨 |
| ⑤ | グラフィックボードドライバー(GPU) | 必ずチップセット後にインストール。NVIDIA: GeForce Experience、AMD: Adrenalin Software、Intel Arc: DSA から最新版を取得 | 必須 |
| ⑥ | Wi-Fi・Bluetoothドライバー | Intel BE200(Wi-Fi 7)・MediaTek・Qualcommなど無線LAN搭載ボードでは専用ドライバーが必要な場合あり | 任意 |
| ⑦ | その他(USB拡張・NVMe・RAID等) | 使用ハードウェアに応じて追加。最後にデバイスマネージャーで「!」マークが残っていないか必ず確認する | 任意 |
インストール後は必ず再起動し、デバイスマネージャー(Win+X → デバイスマネージャー)で「!」マークが残っていないか確認してください。
おすすめマザーボード比較表【2026年最新】
ドライバ管理のしやすさ・信頼性で選ぶおすすめマザーボード3製品を比較します。いずれもドライバが充実しており、メーカーサポートページからの入手が簡単です。
← スワイプで横スクロールできます →
| 製品 | 画像 | チップセット | 対応CPU | ドライバサポート | 価格(Amazon) |
|---|---|---|---|---|---|
| ASUS ROG STRIX B650E-F | AMD B650E | Ryzen 7000/9000 | ASUS公式・Driver Utility対応 | Amazonで見る | |
| MSI MAG B760M MORTAR | Intel B760 | Core i 12/13/14世代 | MSI Center対応・一括更新可能 | Amazonで見る | |
| GIGABYTE B650 AORUS ELITE | AMD B650 | Ryzen 7000/9000 | GCC(GIGABYTE Control Center)対応 | Amazonで見る |
おすすめマザーボード詳細レビュー
① AMD おすすめ ASUS ROG STRIX B650E-F GAMING WIFI
| コスパ | ★★★★☆4 |
| 機能性 | ★★★★★5 |
| デザイン | ★★★★★5 |
| 使いやすさ | ★★★★☆4 |
📋 スペック詳細
| 項目 | スペック |
|---|---|
| チップセット | AMD B650E |
| 対応ソケット | AM5(Ryzen 7000/9000シリーズ) |
| メモリスロット | DDR5×4(最大192GB) |
| M.2スロット | ×4(PCIe 5.0/4.0対応) |
| 有線LAN | Intel I226-V 2.5GbE |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E(Intel AX210) |
| ドライバ管理 | ASUS Driver Utility対応 |
👍 メリット
- ASUS Driver Utilityでドライバー一括管理・自動更新が可能
- PCIe 5.0対応で将来的な拡張性が高い
- AMD公式チップセットドライバーとの相性が良く安定動作
- ROGブランドならではの充実したドキュメントとサポート体制
👎 デメリット
- 価格帯が高め(B650Eチップセット使用のため)
- Intel I226-V搭載のため、Win11標準ドライバーで不安定になる場合あり→事前USB準備が必要
こんな人におすすめ
- ✅ AMD Ryzen 9000シリーズを使いたい方
- ✅ ドライバ管理を自動化したい方
- ✅ 将来的にPCIe 5.0 NVMeを使う予定の方
② Intel おすすめ MSI MAG B760M MORTAR WIFI II
| コスパ | ★★★★★5 |
| 機能性 | ★★★★☆4 |
| デザイン | ★★★★☆4 |
| 使いやすさ | ★★★★★5 |
📋 スペック詳細
| 項目 | スペック |
|---|---|
| チップセット | Intel B760 |
| 対応ソケット | LGA1700(Core i 12/13/14世代) |
| メモリスロット | DDR5×4(最大192GB) |
| M.2スロット | ×3(PCIe 4.0対応) |
| 有線LAN | Realtek 2.5GbE |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E(Intel AX211) |
| ドライバ管理 | MSI Center対応・一括更新可能 |
👍 メリット
- MSI Centerでドライバー・BIOS更新を一元管理できる
- Realtek 2.5GbE搭載でWin11標準ドライバーと相性が良い
- 価格対性能比が高く、コスパ最強クラスのIntelマザー
- Intel DSAとの連携でチップセットドライバーの自動更新も可能
👎 デメリット
- Micro-ATXフォームファクターのためATXケースでは見た目の隙間が気になる場合あり
- PCIeスロット数がATXモデルより少ない
こんな人におすすめ
- ✅ Intel Core i 13/14世代を使いたい方
- ✅ コンパクトなMini-ITX~Micro-ATXケースを使う方
- ✅ ドライバトラブルを最小限に抑えたい初心者の方
③ バランス型 GIGABYTE B650 AORUS ELITE AX
| コスパ | ★★★★☆4 |
| 機能性 | ★★★★☆4 |
| デザイン | ★★★★☆4 |
| 使いやすさ | ★★★★☆4 |
📋 スペック詳細
| 項目 | スペック |
|---|---|
| チップセット | AMD B650 |
| 対応ソケット | AM5(Ryzen 7000/9000シリーズ) |
| メモリスロット | DDR5×4(最大192GB) |
| M.2スロット | ×3(PCIe 4.0対応) |
| 有線LAN | Realtek RTL8125BG 2.5GbE |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E(MediaTek MT7921K) |
| ドライバ管理 | GIGABYTE Control Center(GCC)対応 |
👍 メリット
- GIGABYTE Control Center(GCC)でドライバー・BIOS・RGBを統合管理
- Realtek 2.5GbE搭載でドライバトラブルが少なく初心者向き
- ATXサイズでPCIeスロット数も十分
- B650チップセットはB650Eより低コストで十分な機能を提供
👎 デメリット
- PCIe 5.0非対応(B650チップセットの制約)
- GCC(GIGABYTE Control Center)のUIが若干複雑で慣れが必要
こんな人におすすめ
- ✅ AMD Ryzen 7000/9000系でコストを抑えたい方
- ✅ ドライバ管理をGUIアプリで一元化したい方
- ✅ ATXフォームファクターで拡張性を確保したい方
AMD Ryzen環境のドライバインストール手順
AMD RyzenシリーズのCPUを使用している場合、チップセットドライバーはAMD公式から「AMD チップセットドライバー」として提供されています。
AMD チップセットドライバーのダウンロード手順
- 1. amd.com/ja/support にアクセス(「AMD ドライバ&サポート」で検索)
- 2. 「チップセット」カテゴリを選択 → 自分のCPU世代(Ryzen 7000/9000シリーズ等)を選択
- 3. 最新の「AMD チップセットドライバー」をダウンロード(.exeインストーラー形式)
- 4. インストール後に再起動
AMD Ryzen 対応チップセット一覧(2026年版)
| CPU世代 | ソケット | 主なチップセット | DL先 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 9000(Zen 5) | AM5 | X870E / X870 / B850 / B840 | amd.com/ja/support |
| Ryzen 7000(Zen 4) | AM5 | X670E / X670 / B650E / B650 | amd.com/ja/support |
| Ryzen 5000(Zen 3) | AM4 | X570 / B550 / A520 | amd.com/ja/support |
Intel Core環境のドライバインストール手順
Intel CoreシリーズのCPUを使用している場合、チップセットドライバーはIntel公式の「Intel® Chipset Device Software」として提供されています。Intel Driver & Support Assistant(DSA)を使うと自動検出・更新が可能です。
Intel チップセットドライバーのダウンロード手順
- 1. intel.com → 「ドライバ&サポート」にアクセス
- 2. 「インテル® ドライバー & サポート・アシスタント (DSA)」をインストール(自動で必要なドライバーを検出・提案)
- 3. または手動で「Intel® Chipset Device Software」を検索・DL
- 4. インストール後に再起動
| CPU世代 | ソケット | 主なチップセット | DL先 |
|---|---|---|---|
| Core Ultra 200(Arrow Lake) | LGA1851 | Z890 / B860 / H810 | intel.com/ja/support |
| Core Ultra 100(Meteor Lake) | LGA1851 | Z790 / B760 / H770 | intel.com/ja/support |
| Core i(Raptor Lake / 13〜14世代) | LGA1700 | Z790 / B760 / H770 | intel.com/ja/support |
マザーボードメーカー別ドライバダウンロード手順
チップセットドライバーはAMD/Intel公式から取得しますが、オーディオ・LAN・Wi-Fiなどの周辺ドライバーはマザーボードメーカーのサポートページから取得するのが確実です。
ASUS(エイスース)
- asus.com/jp → 「サポート」→「ドライバーとツール」→ マザーボード型番で検索
- 「ASUS Driver Utility」アプリでも自動更新可能
- ダウンロードページ内「ドライバーとツール」タブ → OSを「Windows 11 64bit」で絞り込む
GIGABYTE(ギガバイト)
- gigabyte.com/jp → 「サポート」→「ダウンロード」→ マザーボード型番を入力
- 「GIGABYTE Control Center(GCC)」でドライバー一括管理が可能
- 型番不明の場合は「CPU-Z」等でマザーボードモデルを確認してから検索
MSI(エムエスアイ)
- msi.com/jp → 「サポート」→「ドライバ&ダウンロード」→ マザーボード型番で検索
- 「MSI Center」ソフトウェアでドライバー・BIOSの自動更新通知あり
- ページ内「ドライバ」タブ → OS別に一覧が表示される
ASRock(アスロック)
- asrock.com/mb/index.jp.asp → マザーボード型番を選択 → 「ダウンロード」タブ
- 「ASRock Phantom Gaming Command Center」でドライバー管理可能
- ドライバーパッケージを一括DLしてオフラインインストールにも対応
Windows 11 24H2・25H2での注意点:NICドライバー問題
2025〜2026年のWindows 11 24H2・25H2では、一部のネットワークアダプター(NIC)がOS標準ドライバーで正常動作しない問題が確認されています。OSインストール前に別途ドライバーをUSBメモリにコピーして準備しておく必要があります。
| NIC型番 | 種類 | 問題 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| Intel I226-V | 有線LAN 2.5Gbps | 標準ドライバーで不安定・切断 | Intel公式から最新版をUSBにコピーして先入れ |
| Intel BE200 | Wi-Fi 7 | 標準ドライバーで認識せず | intel.comから「Intel Wi-Fi 7 BE200 ドライバー」をDL・USB準備 |
| Qualcomm NCM865 | Wi-Fi 6E | 24H2標準では一部機能制限 | マザーボードメーカーのサポートページから取得 |
対策:ネット接続ができない状況に備え、USB有線LANアダプター(エレコム・バッファロー・TP-Link等のプラグアンドプレイ対応品)を1台用意しておくと安心です。
ドライバを最新に保つ重要性と更新頻度の目安
ドライバは一度入れたら終わりではありません。特にGPUドライバーは新しいゲームや3DCGソフトに最適化するためのアップデートが頻繁に出ます。
| ドライバ種類 | 更新頻度の目安 | 更新推奨タイミング |
|---|---|---|
| GPUドライバー | 月1〜2回 | 新作ゲームリリース時・不具合が出たとき |
| チップセットドライバー | 年2〜4回 | 安定稼働中は無理に更新不要。問題が出たら更新 |
| LANドライバー | 年1〜2回 | ネット接続の不安定・速度低下時 |
| オーディオドライバー | 年1〜2回 | 音が出ない・音質の問題が出たとき |
| BIOSファームウェア | 年1〜2回 | セキュリティ更新・新CPU対応時のみ推奨(安易な更新は危険) |
よくある失敗と解決方法
① ドライバインストール後にブルースクリーン(BSOD)が出る
原因:古いドライバーとの競合、または旧マザーボードのドライバーが残っている。
解決策:セーフモードで起動し、「デバイスマネージャー」から問題のデバイスを右クリック → 「ドライバーのアンインストール」→「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れて削除後、再起動して再インストール。
② デバイスマネージャーに「!」マークが残る
原因:対応ドライバーがインストールされていない、またはバージョンが合っていない。
解決策:「!」のついたデバイス名を確認し、そのデバイス名でマザーボードメーカーのサポートページを検索。型番に合った最新ドライバーをインストールする。
③ インターネットに接続できない状態でドライバをダウンロードしたい
原因:LANドライバーが入っていない状態でOS再インストール直後によく発生。
解決策:別のPC・スマートフォンでLANドライバーを事前にUSBメモリへダウンロードして準備する。またはUSBタイプの有線LANアダプターを使用する(ドライバー不要なUSB-C / USB-A対応品が多数販売中)。
④ マザーボード交換後にWindowsが起動しない
原因:旧マザーボードのチップセットドライバーが新環境と競合している。
解決策:マザーボード交換後はOSクリーンインストールが推奨。どうしてもクリーンインストールを避けたい場合は、旧ドライバーをセーフモードで削除してから新ドライバーを入れる手順が有効。
← スワイプで横スクロールできます →
| 製品 | チップセット | 対応CPU | Amazon | 楽天市場 | Yahoo! |
|---|---|---|---|---|---|
| ASUS ROG STRIX B650E-F | AMD B650E | Ryzen 7000/9000 | ¥38,980 | ¥39,800 | ¥39,500 |
| MSI MAG B760M MORTAR | Intel B760 | Core i 12/13/14世代 | ¥21,980 | ¥22,500 | ¥22,300 |
| GIGABYTE B650 AORUS ELITE | AMD B650 | Ryzen 7000/9000 | ¥28,980 | ¥29,500 | ¥29,200 |
まとめ
🏆 この記事のまとめ
- 基本順番:チップセット → LAN → Windows Update → オーディオ → GPU → Wi-Fi → その他
- AMD環境:amd.com でチップセットドライバーをDL、Adrenalin SoftwareでGPU一括管理
- Intel環境:Intel DSA(Driver & Support Assistant)で自動検出・更新が便利
- Win11 24H2・25H2:Intel I226-V / BE200 は標準ドライバー非対応。事前にUSBへコピーして準備
- マザーボード交換後:OSクリーンインストール推奨。旧ドライバーとのコンフリクトを防ぐ
マザーボードドライバーのインストール順番は「①チップセット → ②LAN → ③Windows Update → ④オーディオ → ⑤GPU → ⑥その他」が全メーカー共通の基本です。AMD・Intel環境に応じてチップセットドライバーの取得先が異なりますが、どちらもCPU公式サイトとマザーボードメーカーのサポートページを組み合わせて利用することで、最適な状態に仕上がります。
よくある質問
📚 あわせて読みたい
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。価格・スペック・ドライバーバージョン・対応状況は随時変わるため、最新情報は各メーカー公式サイトでご確認ください。記事内のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれています。

