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NECのWi-Fiルーターの性能・最安価格の比較表です。
NECのWi-Fiルーターは12種類ありますがメーカーのページだけでは違いがわかりにくいので見やすくまとめています。
また、各モールの最安値も比較できるためどの機種をどこで買うべきかわかりやすいかと思います。
記事の価格は記事作成時点のものなのでその時々にチェックして下さい。
あまり知られていませんがAmazonではWi-Fiルーターのカテゴリーページがあります。
カテゴリーページには注目のお買い得商品・人気のクーポンなどが表示され、より安くお得な掘り出し物が見つけやすいので定期的にチェックすると良いでしょう。
初めての方は以下の項目をチェックされると良いでしょう。
まずWi-Fiルーターを比較するに当たって比較すべき基準は何かを知る必要があります。
現在の使用状況ではなく数年先の使用状況を考慮してから購入すべきです。
Wi-Fiルーターを買い換えるのが壊れるまで使う人がほとんどなので現時点では基準を満たしていてもすぐに買い替える必要が出てくる可能性が高いです。
子供が成長し、スマホ、PCなどをWi-Fiで接続するようになりWi-Fiのキャパを超え、速度が遅くなったり通信が途絶えたりするというのはよくある例です。
特に今後は様々な機器がネットワーク化するIOTが進むので接続機器が増える傾向にあるので今の適応基準より一つ以上、上のものを選ぶのが長い目で見てお得かと思います。
Wi-Fiルーターには
の3種類に分類できます。
バッファローの
を測定した時の電波強度が以下の通りです。間取りはこんな感じです。
まず、2.4GHz帯の電波(RSSI)強度比較です。
RSSI強度は-60より-40の方が電波が強いということになります。
RSSI強度の目安として-30dBm~-40dBmで無線接続が安定します。
-60dBm以下は、無線接続が不安定になる場合があります。
2.4GHz | WSR-1166DHP3 | WSR-2533DHP | WXR-2533DHP2 |
寝室 | -40 | -40 | -40 |
リビング | -52 | -44 | -44 |
書斎 | -56 | -52 | -40 |
洗面所 | -63 | -60 | -56 |
2.4GHzでも1166は電波強度が弱くなりがちです。
次に5GHz帯の速度と電波(RSSI)強度比較です。
5GHz ac | WSR-1166DHP3 | WSR-2533DHP | WXR-2533DHP2 |
寝室 | -48 | -40 | -40 |
リビング | -58 | -52 | -43 |
書斎 | -58 | -58 | -54 |
洗面所 | -67 | -63 | -58 |
主にリビング、寝室で数日間使用してのレビューは以下の通りです。
以上のようにエントリーモデルは少しの接続台数でも不安定になりやすいのでミドルモデル以上を選んでおくことをオススメします。
LANケーブルの耐用年数は屋内使用で20〜30年と言われていますが環境や使い方によっては数年でダメになることもあります。
新しいWi-Fiをルーターを購入しても速度が改善されない場合はLANケーブルも疑って下さい。
LANケーブルの規格には現在販売されているものは以下の6種類あります。
特徴は下表の通りです。
CAT5 | CAT5e | CAT6 | CAT6A(6e) | CAT7 | CAT7A | CAT8 | |
最大速度 | 100MB | 1Gbps | 1Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 40/25Gbps |
伝送帯域 | 100MHz | 100MHz | 250MHz | 500MHz | 600MHz | 1000MHz | 2000MHz |
珍しいと思いますがCAT5以下は100Mbpsまでしか速度が出ないため、もし1Gbpsの光回線で使っている場合は即替えて下さい。ちなみにWi-Fiルーターに付属されているものはほぼCAT5eです。
CAT5e、CAT6、CAT6A、CAT7、CAT8共に1Gbpsに対応してますが数字が上がるにつれて伝送帯域が上がり、より多くのデータを送信できるので動画をよく見る人も6A以上に替えると良いでしょう。
現在はCAT6Aが主流ですがCAT7(8)はノイズ耐性に強いため
などといった場合には有効なのでCAT7(8)も選択肢に入ります。
LANケーブルの主なメーカーは以下の3社あります。
(価格.comのPVシェアのランキング順)
上位3社で9割近くシェアがあるのでこの3社から選んでおけば間違いはないでしょう。
ネット- ケーブル-モデム(ONU)-ケーブル-ルーター
という構成が多いと思いますが1本でもボトルネックになると意味ないので買い替えるなら2本必要です。
LANケーブルの速度比較をしましたが以下がおすすめです。
詳細→LANケーブル CAT5e CAT6 CAT7 CAT8の速度比較
コスパの良いバッファローのCAT6Aケーブル
最速で1年保証のある無名メーカーのCAT8ケーブル
どんなWi-Fiルーターでも再起動しないと治らない不具合がよく起こります。
そこでデジタルタイマーを使って自動で毎日電源を切り再起動することで不具合を起こりにくくします。
ルーターの機能で再起動をスケジューリングする機能があるので、搭載されている場合はそれを使うのもありです。
私の所持しているルーターにも再起動機能はありますが、
寝ている間は電源オフにしています。
電磁波対策と
ルーター休ませること
を目的としても利用しています。
私は最新のハイエンドルーターにしてもちょこちょこ起こっていましたがデジタルタイマーを使うようになってほとんど不具合が起こらなくなりました。
微妙に型番が違うものもあったりするので少し整理したいと思います。
アンテナ数を基準に区別していきます。
※現在NECにはメッシュ対応のWi-Fiルーターはありません。
間もなく廃盤で在庫の少ないWG2200HP、WG1200HS2は載せていません。
Wi-Fi5 | Wi-Fi6 | |
4本モデル | WG2600HP3 WG2600HS |
WX6000HP (AX6000HP) |
3本モデル | WG1900HP2 WG1800HP4 |
|
2本モデル | WG1200HP3 WG1200HS3 WG1200CR WF1200CR |
WX3000HP |
1本モデル | WF800HP(ac1本) W500P(ポータル) |
アンテナ1,2本モデルと3,4本モデルで詳しく比較していきます。
アンテナ1,2本モデルの比較です。
W500P | WF800HP | WF1200CR | WG1200CR | WG1200HS3 | WG1200HP3 | |
画像 | ||||||
発売月 | 2014/2 | 2013/6 | 2017/6 | 2018/2 | 2018/10 | 2018/6 |
間取 接続数 |
ホテル | 2階・3LDK 10台 |
3階・4LDK 15台 |
|||
スループット | 95Mbps | 597Mbps | 612Mbps | |||
CPU | シングルコア | |||||
iPv6 安心ネット 子ども |
× | ○ | ||||
中継 | × | ○ | ||||
バンドステ | × | ○ | ||||
Amazon | 3000 | 3341 | 3540 | 4298 | 5461 | 6600 |
楽天 | 4330 | 4077 | 3693 | 3900 | 5379 | 6237 |
ヤフー | 2980 | 4149 | 3340 | 3893 | 5380 | 5981 |
正直、価格と性能からしてWF800HP、WF1200CR、WG1200CRは選ぶ必要がないでしょう。
どうしても安いのがいい場合はせめてWG1200CRが良いでしょう。
iPv6対応、IPv6 High Speed機能搭載のWG1200HS3、WG1200HP3の2択で、ハンドステアリングが必要かどうかでどちらかに決めれば良いと思います。
ハンドステアリングについては以下、公式の説明を参考にして下さい。
Wi-Fi端末の電波強度や対応帯域を判別し、5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していない周波数帯へ自動で振り分ける機能が【バンドステアリング】です。Wi-Fi端末ごとに適切な周波数帯に移動させることで電波の混雑を解消し、快適な通信を提供します。
また、Wi-Fi端末ごとに周波数帯を固定する設定も可能。家の中の電波状況を確認して、あらかじめ振り分けておくことができます。
* 端末の機能や仕様により周波数帯が切り替わらない場合があります。
アンテナ3,4本モデルの比較です。
WG1800HP4とWG1900HP2のアンテナ数は5GHz帯3本、2.4GHz帯4本です。
WG1800HP4 | WG1900HP2 | WG2600HS | WG2600HP3 | |
画像 | ||||
発売月 | 2018/10 | 2018/7 | 2018/1 | 2018/7 |
間取 接続数 |
3階・4LDK 18台 |
|||
スループット | 842Mbps | 1048Mbps | 1430Mbps | |
CPU | デュアルコア | デュアルコア+無線用CPU | ||
バンドステ | × | ○ | × | ○ |
ワイドレンジ | × | ○ | ||
Amazon | 8300 | 9620 | 10230 | 12978 |
楽天 | 7722 | 9304 | 10128 | 12979 |
ヤフー | 7723 | 9292 | 10479 | 12500 |
3,4本モデルは基本的な機能は同じなのでスループット、CPU、バンドステアリングやワイドレンジアンテナの有無で決めれば良いでしょう。
静的ルーティング、DMZホスト機能などの玄人向け機能は最上位のWG2600HP3しかありません。
ワイドレンジアンテナについては以下、公式の説明を参考にして下さい。
Atermシリーズの高速通信のカギである[μSRアンテナ]や[μEBG構造]に加えて、立体的な三方向にまんべんなく電波を放射する独自の[ワイドレンジアンテナ]を採用。360°電波が届き、安定した通信が行えます。パワーアップした複数のアンテナによって実効スループット約1430Mbpsの業界最速※の高速通信を実現!
従来機では基板全体で3直交の偏波を実現していましたが、[ワイドレンジアンテナ]では4つのアンテナそれぞれ単体で3直交または2直交の性能を持ち、“多重偏波”を実現。
これによりスマートフォンなどの端末をいろいろな角度で使っても電波の強弱がなく、しっかり届くので快適です。
WX3000HP | WX6000HP (AX6000HP) |
|
イメージ | ||
CPU | ?GHz×2 | ?GHz×4 |
バンド | 2 | 4 |
最大速度5GHz | 2402Mbps | 4804Mbps |
最大速度2.4GHz | 574Mbps | 1147Mbps |
高速有線 | – | 10Gbps(WAN)×1 |
メッシュ | – | – |
WPA3 | – | ○ |
Trendmicro | – | – |
iPv6+ | ○ | ○ |
USB数 | – | – |
発売月 | 2020/5 | 2020/1 (2020/6) |
Amazon | – | 38,940 |
楽天 | 19,580 | 35,880 |
Yahoo! | 19,580 | 35,899 |
WX6000HPとAX6000HPは販路違い・型番違いの製品で、同じ性能です。
NECのWi-Fi6対応ルーターはまだ発展途上なイメージがあります。
TP-linkかバッファローがコスパが良くておすすめです。
以上の比較表で導き出したNECのおすすめWi-Fiルーターは以下の通りです。
WG1200HP3 | WG1900HP2 | WG2600HP3 | |
画像 | |||
発売月 | 2018/6 | 2018/7 | 2018/7 |
間取 接続数 |
3階・4LDK 15台 |
3階・4LDK 18台 |
|
スループット | 612Mbps | 842Mbps | 1430Mbps |
CPU | シングルコア | デュアルコア | デュアルコア+無線用CPU |
iPv6 安心ネット 子ども 中継 バンドステ |
○ | ||
ワイドレンジ | × | ○ | |
Amazon | 6600 | 9620 | 12978 |
楽天 | 6237 | 9304 | 12979 |
ヤフー | 5981 | 9292 | 12500 |
エントリーモデルはミドルレンジ以上のモデルと比べて顕著に電波の広がりが弱く、速度が遅い傾向があるのであまりおすすめしません。
多くの人はWG1900HP2がおすすめです。
より速度、安定性を求める人はWG2600HP3がおすすめです。