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先に結論です。Tapo・Kasa製品とIFTTTの連携サービスは、2026年8月1日に終了しました。
終了したのはIFTTTとの連携です。Tapo・Kasa製品そのものや、Tapoアプリの操作まで一斉に使えなくなったという案内ではありません。IFTTTで作っていたAppletは、内容を棚卸しし、Tapo製品内で完結するものはTapoアプリのSmart Action(スマートアクション)へ移せるか確認します。
ただし、Gmail、Google Sheets、天気、位置情報、他社のスマート家電などを組み合わせていたAppletは、Smart Actionへそのまま移せるとは限りません。まず下の表で自分の設定を分類してください。
Tapo・Kasaスマートホーム製品とIFTTTをつなぐ連携サービス。公式の完全終了日は2026年8月1日です。
TapoアプリのSmart Action。手動ショートカットや、時間・対応Tapoデバイスをきっかけにした自動化を作れます。
外部Webサービス、位置情報、他社製品などを含むApplet。Tapo内だけで完結しない連携は別手段を探します。
何が終了し、何は終了していない?
TP-Link日本の公式FAQは、TapoおよびKasaスマートホーム製品におけるIFTTTサービスを2026年8月1日に完全終了したと案内しています。FAQの更新日は2026年7月1日です。記事案が検出された8月3日は巡回日であり、発表日や終了日ではありません。
この案内だけから、Tapo・Kasa製品本体、Tapoアプリ、Kasaアプリ、カメラ映像、通常の遠隔操作、クラウド機能がすべて終了したとは判断できません。影響を受けるのは、IFTTT上でTapo・Kasaをトリガーまたはアクションに使っていた自動化です。
Applet名、トリガー、実行内容、利用する外部サービス、実行時間帯をメモまたは画面で確認してください。先に削除すると、何を再現すべきか分からなくなります。この記事は設定内容の保存方法やIFTTT側の履歴保持を保証するものではありません。
まず既存Appletを3種類に分ける
| 旧Appletの内容 | 移行の目安 | 次にすること |
|---|---|---|
| 手動で複数のTapo機器をまとめて操作 例:照明とプラグを一度にオフ |
Tapoのショートカットで再作成できる可能性があります。 | Tapoアプリの「スマート」から、操作したい対応機器とアクションを選びます。 |
| 時刻またはTapo機器の状態をきっかけに、別のTapo機器を操作 例:毎日19時に点灯、対応センサー検知で照明を点灯 |
Tapoのオートメーションで再作成できる可能性があります。 | 「いつ(トリガー)」と「それから(アクション)」を設定し、保存後に有効化します。 |
| 外部サービスや他社製品を含む 例:メール送信、表へ記録、天気・位置情報、別ブランド機器との連動 |
Smart Actionだけでは一対一の代替を確認できません。 | 外部サービス側、別の連携基盤、通知方法、手動運用のいずれかを個別に確認します。 |
| Kasa中心の旧構成 | 公式の終了案内が推奨しているのはTapoアプリのSmart Actionです。 | 所有機器がTapoアプリで登録・操作・Smart Action設定できるかを、製品仕様とファームウェア情報で確認します。 |
上の「移行できる可能性」は、すべての機種・機能に対応するという意味ではありません。TP-LinkのSmart Actionガイドも、トリガーとアクションは機種によって異なると案内しています。終了FAQ末尾に並ぶ製品名も、FAQ内の機能対応を保証する一覧ではないと注意書きがあります。
Smart Actionのショートカットとオートメーションの違い
| 種類 | 開始方法 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ショートカット | Tapoアプリ上のボタンを1回タップ | 複数の対応Tapoデバイスを一括操作したいとき | 自動実行ではなく、基本は利用者のタップが必要です。 |
| オートメーション | 指定時刻、日の出・日没、対応Tapoデバイスのイベントなど | 決まった時刻や機器の状態をきっかけに動かしたいとき | 利用できるトリガーとアクションは機種、機能、アプリやファームウェアの状態で異なります。 |
公式ガイドでは、オートメーションはTapoスマートデバイスや時間をトリガーにし、他のTapoデバイスの制御、ショートカットの実行、オートメーションの有効・無効化などに使えると説明しています。Appletの目的がこの範囲で完結するなら、まずSmart Actionを試す価値があります。
一方、IFTTTが担っていた外部サービス間の橋渡しは、Tapo Smart Actionの公式ガイドで同等機能が案内されていません。ここは「使えない」と一括断定するのではなく、公式に一対一互換を確認できないため別経路の検討が必要という境界です。
Tapoアプリで代替設定を作る手順
- 旧Appletの目的を書き出す:何が起きたら、どの機器に、何をさせていたかを1件ずつ記録します。外部サービス名も分けておきます。
- Tapoアプリで対象機器を確認する:機器が正しいアカウントとホームに表示され、通常操作できることを先に確かめます。
- 「スマート」ページを開く:推奨テンプレートに目的と近いものがあれば内容を確認します。合わなければ右上の「+」から手動設定へ進みます。
- ショートカットかオートメーションを選ぶ:自分でタップして実行するならショートカット、時刻や対応機器のイベントで動かすならオートメーションです。
- トリガーとアクションを設定する:オートメーションでは「いつ」と「それから」を選びます。複数トリガーを加えたときの動作も公式画面の説明で確認してください。
- 名前を付けて保存する:旧Appletと対応が分かる名前にすると、移行漏れや重複設定を見つけやすくなります。
- 実際に1回テストする:照明、プラグ、カメラのプライバシーモードなど、意図した機器だけが動くか確認します。安全に関わる機器は無人状態で試さないでください。
- 旧Appletを整理する:代替設定が期待通り動くことを確認してから、不要になったAppletや通知を整理します。
TP-Link公式でSmart Actionの設定手順を確認する
Smart Actionだけでは代替しにくい連携
次のようなAppletは、Tapoアプリ内の機器連携だけで同じ動作になるとは限りません。
- メールやチャットを送る:Gmailなど外部サービスへの送信を含むもの。
- 表やデータベースへ記録する:Google Sheetsなどへイベント履歴を書き込むもの。
- スマートフォンの位置情報を使う:帰宅・外出を位置情報で判定していたもの。
- 天気やWeb情報を使う:降雨、気温、RSS、Webhookなど外部情報をトリガーにしていたもの。
- 他社スマートホーム製品と組み合わせる:Tapo・Kasa以外の照明、センサー、スピーカーなどを横断していたもの。
これらは、各サービスが現在提供している公式連携、スマートホーム基盤、通知機能、Webhook、手動操作などを個別に比較します。新しい連携先を選ぶときは、対応機種、月額料金、データ共有範囲、アカウント権限、実行遅延、サービス終了時の移行性も確認してください。
防犯カメラ、スマートロック、ヒーター、調理家電などに関わる自動化は、代替設定を作っただけで完了にしないでください。意図しない実行、通知漏れ、在宅・不在条件、家族アカウントへの影響を実機で確認し、重要操作はメーカーの公式機能と注意事項を優先します。
設定できないときの確認順
- Tapoアプリと対象機器のファームウェアを、公式案内に沿って最新状態へ更新します。
- 対象機器がTapoアプリで通常操作できるか確認します。
- Smart Actionのトリガーまたはアクション一覧に、目的の機能が表示されるか確認します。
- 似た型番を同一視せず、製品ページの仕様、ファームウェアのリリースノート、サポートFAQを確認します。
- アプリ表示はバージョンで変わる場合があるため、記事の文言と完全一致しなくても、公式ガイドの「スマート」「ショートカット」「オートメーション」に相当する項目を探します。
- 対応可否を判断できない場合は、型番、アプリ版、ファームウェア版、作りたいトリガーとアクションを整理してTP-Linkサポートへ確認します。
よくある質問
QTapo・Kasa製品は2026年8月1日から使えなくなったのですか?
A. 公式に完全終了と案内されたのは、Tapo・Kasaスマートホーム製品とIFTTTの連携サービスです。製品本体やTapoアプリの通常操作まで一斉終了したという案内ではありません。
QIFTTT Appletは自動でSmart Actionへ移りますか?
A. 公式FAQには自動移行の説明がありません。旧Appletのトリガーとアクションを確認し、Tapoアプリで対応するショートカットまたはオートメーションを自分で作成・テストしてください。
QKasa製品もTapoアプリのSmart Actionへ移せますか?
A. 終了案内はTapoとKasaの両方を対象にしていますが、代替として推奨しているのはTapoアプリのSmart Actionです。所有するKasa機器がTapoアプリと目的のSmart Actionに対応するかは、型番ごとの仕様とファームウェア情報で確認してください。
Q他社製品との連携はSmart Actionで再現できますか?
A. TP-Link日本のSmart Actionガイドは、Tapoデバイスや時間をトリガーにしてTapoデバイスを制御する機能を中心に案内しています。他社製品や外部Webサービスを含むAppletの一対一互換は確認できないため、各サービスの現在の公式連携を個別に確認してください。
まとめ
Tapo・KasaとIFTTTの連携は、2026年8月1日に終了しました。まず旧Appletを残したまま、トリガー、アクション、外部サービスを棚卸しします。Tapo製品内で完結する一括操作はショートカット、時刻や対応機器をきっかけにする処理はオートメーションで再作成できるか確認してください。
外部サービス、位置情報、天気、他社製品を含む連携は、Smart Actionへそのまま移せると断定できません。代替を選ぶ前に、対応機種、機能、料金、権限、実行テストを確認することが大切です。
確認した公表資料: IFTTT連携サービス終了の公式案内、Tapo Smart Actionの公式設定ガイド

