ソニーのエントリーワイヤレスヘッドホン「WH-CH520」の後継モデルとみられる新型デバイスが、FCC(米国連邦通信委員会)の認証を通過したことが明らかになりました。アンテナ設計の変更やバッテリー電圧の改善など、現行モデルから着実な進化が確認されています。正式発表はIFA 2026前後(2026年9月頃)が濃厚です。
- WH-CH520の後継モデルの情報を知りたい方
- 今すぐ買うべきか・後継機を待つべきか判断したい方
- エントリークラスのワイヤレスヘッドホンを比較検討中の方
FCC通過で判明した後継機の情報
今回FCCの認証を取得したのは「YY3005」という型番のデバイスで、WH-CH520の後継機として報じられています。公式発表ではないものの、申告内容から以下の改善点が明らかになっています。
① アンテナ設計の改善:接続安定性向上へ
最も注目すべき変更点がアンテナ設計の刷新です。現行WH-CH520ではチップ型アンテナを採用していましたが、新モデルではPCBアンテナ(プリント基板アンテナ)へと変更されています。
PCBアンテナへの変更はBluetoothの通信品質・接続安定性の向上につながる改善です。混雑した場所(駅・カフェなど)での接続が不安定になりやすいエントリーモデルにとって、この変更はユーザー体験に直結するアップグレードといえます。
② バッテリー電圧アップ:3.7V → 3.85V
バッテリーの電圧も3.7V(現行)から3.85Vへと引き上げられています。容量の詳細は不明ですが、電圧アップにより電力効率の改善や再生時間の最適化が期待されます。現行モデルの最大50時間という優秀なバッテリー持続時間がさらに伸びる可能性もあります。
③ カラーは6色展開
カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ブルー・ピンク・ミントグリーン・レッドの6色が用意される見込みです。現行モデルのカジュアル路線を引き継ぎながら、新色が加わることで選択肢が広がります。
④ ノイズキャンセリング(ANC)は非搭載を継続
ANC(アクティブノイズキャンセリング)は後継機でも非搭載となる見込みです。WH-CH520がエントリーポジションを維持する設計で、ANCが必要な方はWH-1000XM5などの上位モデルが引き続きターゲットになります。
現行WH-CH520のスペックを確認
| 発売日 | 2023年3月 |
| 形式 | 密閉ダイナミック型(オンイヤー) |
| Bluetooth | Ver.5.2 / Class 1 |
| 対応コーデック | SBC、AAC |
| バッテリー | 最大50時間 / 3分で約1.5時間(クイック充電) |
| 充電端子 | USB-C |
| 重量 | 約147g |
| マルチポイント | 2台同時接続 |
| ANC | なし |
| 現在のAmazon価格 | 約6,000円前後(税込) |
旧モデル・競合機との比較
※横にスクロールできます
| 製品 | Bluetooth | ANC | バッテリー | 重量 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| Sony WH-CH520後継(未発表) | 5.2以上(推定) | なし | 50時間以上(推定) | 未定 | 未定 |
| Sony WH-CH520(現行) | 5.2 | なし | 50時間 | 147g | 約6,000円 |
| JBL Tune 520BT | 5.3 | なし | 57時間 | 157g | 約4,500円〜 |
| Anker Soundcore Q20i | 5.0 | あり(ハイブリッド) | 60時間(ANCオフ時) | 268g | 約7,000円 |
※価格は2026年4月時点の参考値です。後継機のスペックはFCC申告に基づく推定値を含みます。
今すぐ買うべき?後継機を待つべき?
今すぐWH-CH520を買うべき人
- 今すぐヘッドホンが必要で6,000円前後の価格帯で十分な方
- 50時間バッテリーとマルチポイント接続が必要な方
- ANCは不要でソニーのアプリ(Sony Headphones Connect)を使いたい方
後継機の発表を待った方が良い人
- 混雑した場所でのBluetooth接続の安定性を重視する方(PCBアンテナ化で改善見込み)
- ミントグリーン・レッドなど新色を希望している方
- 2026年9月まで数か月待てる方
他社競合を選ぶべき人
- ANCが必要な方→ Anker Soundcore Q20i(約7,000円・ハイブリッドANC・60時間)
- コスパ最優先・ANC不要の方→ JBL Tune 520BT(約4,500円〜・Bluetooth 5.3)
発売時期と今後の予測
FCC申告の機密保持期限が2026年9月30日までとなっており、9月初旬に開催されるIFA 2026(ベルリン)前後での正式発表が濃厚です。既に量産に近い試験個体が提出されていることからも、製品化の準備は相当進んでいると考えられます。
発売価格については現時点で不明ですが、現行WH-CH520の6,000円前後から大きく外れることはないと予想されます。エントリーモデルとしてのポジションは引き継がれる見込みです。

