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水環境電池は怪しい?ランニングコスト0円のHybrid浄水カードリッジ

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浄水シャワーヘッドを調べていたら株式会社水環境電池という会社のシャワーヘッドに辿り着いたので共に販売されている浄水カードリッジの情報もまとめてみます。

いつの間にか会社が無くなって、商品が購入できなくなってますね。現在、私は代替としてCMCのバンドを水道管に巻いてます。

目次

水環境電池 Hybrid浄水の仕組みは?

まず、Hybrid浄水カードリッジとHybridシャワーがどのように浄水しているか?という仕組みについてです。

水の中でイオン化傾向(又は電位差)の異なる2種類以上の金属を組み合わせると電池が形成される事は電気化学分野では公知である。
弊社が有する水周り製品開発技術と表面処理技術の知見から、水中ではイオン化傾向の近接している金属を合金化した場合、金属表面の電子配列が乱れる事により、ミクロ腐食電池が均一に起こり、粒状に溶出せずイオンとなって溶出する現象を見つけ、これを水環境電池に応用する事を考えた。(*特許登録2012年1月13日 特許第4901995号・実用新案登録2011年11月16日登録第3172242号)

水環境電池の基本構造は、(-)電極に、亜鉛をベースにイオン化傾向の近接したマグネシウムを微量含有させ、飲用水として必須の微細な濁りも無い、清く澄んだおいしい水を得ることを目的に、亜鉛-マグネシウム合金表面の電子配列を乱してミクロ電池を形成使用。(+)電極には錆びず水に臭いの移らないSAS304ステンレス鋼材を使用、中間にプラスチック製の間隔保持部材を配列し、均一な隙間空間を介して同軸上に重ね合わせて電池を形成した。

この技術を元に以下の2つの効果があると言われています。

  • 水中の酸素を活用して活性酸素を作り、臭いや汚れの元となる有機物質を二酸化炭素と水に分解する
  • 亜鉛・マグネシウムイオンが抗菌イオンとして働く

カートリッジの交換が不要というのが全面的に謳われていて見逃しがちなのが以下の2点です。

  • 塩素(個体)は除去していない
    カルキ臭(塩素と結びついているアンモニア)だけを分解しているのでレビューでは残留塩素テストをしても反応すると評価が悪いものもあります。
    物理的に濾過しないので塩素のみならずその他の不純物は含まれている可能性があります。
    メーカーはこの辺を曖昧にしているので明記するべきですね。
  • ランニングコスト0円、手入れ不要ではない
    年に2回、クエン酸で電極についた酸化膜をとる必要がある(詳しくは→メンテナンス 楽天市場)
    5年〜9年毎(使用環境による)にマイナス電極(5000円前後)を交換する必要がある

これらを踏まえてHybrid浄水カートリッジとHybrid浄水シャワーのそれぞれを純正、交換型のものと比較してみていきたいと思います。

水環境電池 Hybrid浄水カードリッジ

水環境電池 Hybrid浄水カードリッジ
水環境電池 Hybrid浄水カードリッジの説明書

結論から言うと物理的な濾過を施さないので純正カートリッジの性能を求める人にはオススメできません。
しかし、純正カートリッジは維持費が高いからつけていないという人にはかなり良いと思います。

純正カートリッジではなかなかできないあらゆる用途である程度浄化されている水を使えるのもこのHybrid浄水カードリッジの良いところですね。

純正カートリッジとHybrid浄水カードリッジは一長一短があります。

純正Hybrid
物理的濾過×
抗菌×
コスト×

また、地域、貯水タンク、水道管により水質の違いがあり、物理的な汚れがひどいとHybrid浄水カードリッジでは対処できないですし、使用用途、どこまで求めるかなどでも感じ方が違うのでこの辺でもレビューが大きく分かれているのだと思われます。

抗菌、コストの面では確かに魅力ではありますが私は物理濾過のある純正のままにしようかと思います。
繰り返しになりますが純正カートリッジをつけていない人にはかなり良い商品だと思います。

水環境電池 Hybrid浄水シャワーヘッド

塩素除去するタイプのシャワーヘッドには活性炭タイプ、亜硫酸カルシウムタイプ、ビタミンCタイプの3種類ありますが浄水カートリッジのように高額ではないのでランニングコストは馬鹿高くないです。

しかしお風呂もそうですがシャワーヘッド自体もカビが繁殖しやすい環境にあるので(メーカーも唄っていますが)Hybridの抗菌作用がかなり有効だと思います。
Hybridは塩素を除去しないのですがレビューを見る限り、アトピーが改善されていたり、肌、頭皮の改善にも繋がっているので

  • 塩素よりも有機物(ないしは塩素化合物)の方が肌に悪いんじゃないか?
  • 抗菌作用(カビ菌抑止、細菌繁殖抑止など)で改善しているのか?

と考えられます。(あくまでも推測)
※塩素自体が原因で調子が悪い人は注意してください。

あとレビューを見る限りの注意点は

  • ヘッドが重い
  • 水圧が弱い

というのが見受けられました。
ヘッドの重さは慣れでいけそうですが水圧は環境によるところもあるので試してみないとわからないですね。

スタンダードとプレミアムの2種類ありますがプレミアムの方が以下のメリットがあります。

  • 除菌効果が高い(電極部が大きい)
  • お湯張りができる(電極部が大きい)
    スタンダードでもできなくはないですが能力が追いつかないのだと説明文から推測できます。
  • 高圧洗浄があり掃除が楽

この機能差で3500円ほどなので(重さは倍以上しますが)プレミアムが良いと思います。

私はアトピーまではいきませんが肌が敏感なので肌、頭皮の改善のレビューは気になったので試してみたいと思います。

水環境電池 Hybrid浄水シャワーヘッドのレビュー

水環境電池 Hybrid浄水シャワーヘッド

購入してから3ヶ月が経ったのでレビューです。

レビューで見かけた以下の悪い評価についてです。

  • ヘッドが重い
    1番気になってはいましたが重いとは感じませんでした。嫁も大丈夫です。
    他の方のレビューでは82歳の女性でも大丈夫とのことなので多くの方は大丈夫だと思います。
  • 水圧が弱い
    それまで水圧の強いシャワーヘッドをつけていたのでそれよりかは確かに弱いです。
    強いのが好きな人には少し不満に思うかもしれませんがよく賃貸で標準で付いている水圧の弱いものより強いのでほどよく感じる人が多いかもしれません。

プレミアムを購入したのでお湯張りにも使ってますが

お湯が柔らか!!

今までは浸かっていてまとわりつく重たい感じがありましたがこのシャワーヘッドで入れると温泉のように浸かっていて楽な感じです。
化合物を分解するので粒子が細かくなるからだと思います。
それから

あせもができにくくなった!!

有機物を分解してくれ、抗菌作用もあるのでそれらのおかげだと思います。

水環境電池 Hybrid浄水シャワーヘッドでお湯張りするデメリット

冬になりお湯張りのデメリットが浮き彫りになってきました。

  1. お湯が溜まるまでに時間がかかる
    通常の蛇口からのお湯張りだと7分ほどで溜まるのですが、シャワーヘッドを使うと倍の14分ほどかかります。
  2. 温度が低くなる
    ただ時間がかかるだけなら良いんですが特に冬は冷めてしまいます。
    シャワーヘッドから風呂釜までに距離があり、勢いよく入るので冷えやすいのでしょう。
  3. 電気代・ガス代が嵩む
    冷えるということはそれを見越して少し高めの温度で入れる必要が出てくるので結構電気代・ガス代に影響が出てきます。

ということでとりあえず冬だけはシャワーヘッドを使わずに通常に戻してみます。
お風呂は柔らかな気持ち良さはなくなりトゲトゲした感じに戻りましたが洗髪と最後のシャワーだけでも風呂上がりはさっぱりした感じがあります。
最終的な洗い流しだけでもこのシャワーヘッドを使えば肌に悪い物質は皮膚に残りにくいと思うのでそれだけでも違ってくると思います。

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